【第5話】4つの ”X"
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こんにちは“5大陸オーガニックコットンデニム”PLANNERの木村です。
今回は80周年記念モデル“XXXX-EXTRA”の4つの“X”について説明させて頂きます。
ここまで開発経緯を少しずつ説明させて頂きました。
この商品は社内で「80周年モデル」と呼ばれています。創業80周年の記念限定モデルなので「80周年モデル」で間違いないですが、
実際の商品名は“XXXX-EXTRA” です。(フォーエックスエクストラ)
この“X”とは
代数学に於いて未知数を「X」で表し、未知の事柄を「エックス」というそうです。
今回創業80周年の記念モデルはジーンズの命とも言うべき生地の作成に、「究極の素材を作る」というのが最大のコンセプトで、今までに無い未知の事柄「X」に挑戦する事で生まれた“XXXX-DENIM”
そしてそれを使用した商品を“XXXX-EXTRA”と命名しました。
■1つ目の“X” 「綿」:世界でも希少な5つの大陸のオーガニックコットンを厳選し、選び抜かれた原綿を使用(OCS認証)独自ブレンドの綿は丈夫さと風合いの良い唯一無二の原料。
■2つ目の“X” 「糸」:撚りを限界まで落としヴィンテージデニムの自然なムラを徹底的に追及。毛羽感がありしなやかでざっくりとした風合いはビッグジョンだけの”ムラ“ストラクチャーヤーン。不均一な手紡ぎ糸のような自然な風合いのある糸を追求しました。
■3つ目の“X” 「染」:本藍(天然藍)のみ100%使用。本来の藍色にこだわり、天然の持つ深い藍色をとことん追求。納得の行く藍にたどり着くまでに染め試験を何度も繰り返し、ロープ染色を16回染めにてようやく求める深い藍色が完成した。ロープ染色16回染は坂本デニム㈱さんで初めての試みとなる。
■4つ目の“X” 「織」:現存数の少ない昭和初期のシャトル織機を使い、縦糸、横糸にテンションを極限まで与えず、ゆっくりゆっくりと時間を掛けて織る事で、糸と糸の間に空気を含み、独特の凹凸感を持ちふっくらした15.8oz”スペシャルXXXX-DENIM“が完成した。
染、織りの内容は、染め[第六話~八話]、織り[第九話]で改めて詳しく説明させて頂きます。
この生地を作るのに協力して頂いた皆様には、大変なご無理をお願いし、そして協力して頂き、時間を惜しまなく掛けていただきました。
世の中は生産性を追求する為に、効率化、自動化が進んでいます。しかし今回、このような非効率的な事に協力して下さった、日本の職人の皆さまの経験とプロフェッショナルな技術、そして豊富な知識と、そのプライドに改めて感銘を受けました。
NEXT[第6話]「本藍・天然藍とピュアインディゴの違い」