
19世紀末、アメリカの労働者たちが日々の仕事に誇りを持って着ていたワークウェア。その中でもひときわ個性を放っていたのが、インディゴ地に白い点線模様が走るウォバッシュストライプです。そんな歴史ある柄を、BIG JOHNが現代の空気をまとわせて仕立て直しました。
この秋冬、新たにリリースされるのは、セルビッチ仕様のウォバッシュ生地を使用したワークシャツとウエスタンシャツ。どちらも10オンス、シャツとしては重厚なヘビーウェイト生地で、見た目の存在感はもちろん、着込むほどに馴染んでいく経年変化まで楽しめる仕上がりです。
歴史に根ざした、機能美としてのウォバッシュ
ウォバッシュストライプはもともと、鉄道員や工場労働者のための作業着として生まれたデザインです。特徴的なドットストライプは、抜染(ばっせん)という手法で描かれています。インディゴで染めた生地から、模様の部分だけを染料で抜くことで、直線的な点線模様を表現。作業着でありながらも、視覚的に美しく、また汚れが目立ちにくいという実用性も兼ね備えていました。
当時のアメリカでは、ワークウェアは単なる作業着ではなく、自分の職業への誇りを表現するアイテムでもありました。ウォバッシュは、そんな労働者たちの精神を象徴する柄として、長く愛されてきたのです。
10oz ヘビーウェイトのセルビッチ生地で表現する、BIG JOHNのこだわり
今回採用されたウォバッシュ生地は、BIG JOHNならではの視点から再構築されたもの。セルビッチ仕様の重厚な生地は、通常のシャツ地とは一線を画す存在感があります。しっかりとした厚みがあるため、秋冬のアウター代わりとしても活躍し、着るほどに風合いが増していくのも魅力のひとつです。
ヴィンテージの香りを纏いながら、現代のライフスタイルやファッション感覚に寄り添う、まさに“今”の一着。BIG JOHNのクラフトマンシップが息づく、妥協のないものづくりがここにあります。
ワークとウエスタン、それぞれの個性
展開される2型のシャツは、それぞれに異なる魅力を持っています。
ワークシャツは、ベーシックなデザインにウォバッシュ柄が映える一枚。無駄を削ぎ落としたシルエットと、力強いストライプが、シンプルながらも深みのある佇まいを演出します。アメカジから日常のカジュアルスタイルまで、幅広いコーディネートに溶け込みます。
ウエスタンシャツは、ヨークの切り替えやスナップボタンが特徴的。クラシカルなデザインにウォバッシュのパターンが加わることで、より洗練された印象に仕上がっています。デニムやブーツと合わせた本格的なアメリカンスタイルはもちろん、都会的なコーディネートにも映える万能さがあります。
一度は衰退した伝統が、今ふたたび脚光を浴びる理由
戦後の大量生産時代、手間のかかる抜染技法は姿を消し、ウォバッシュストライプも一時的に市場から姿を消しました。しかし、1970年代のヴィンテージブーム以降、その価値は見直され、今ではファッションとしても再評価されています。
その背景には、ただ懐古的な視点だけではなく、ものづくりの本質や、素材の良さ、そして過去に敬意を払う価値観があるのかもしれません。
ウォバッシュを着る
ウォバッシュストライプは、歴史ある労働服の一部でありながら、現代のファッションにも通じる普遍的な美しさを持っています。それは、機能性とデザイン性が高いレベルで融合しているからこそ生まれる魅力です。
BIG JOHNの新作シャツは、その魅力を現代的な視点から再解釈し、まとう人に静かな力強さと豊かな表情を与えてくれます。
ファッションが加速度的に変わる今だからこそ、背景のある一着を選んでみてはいかがでしょうか。ウォバッシュシャツが、あなたのスタイルに深みと物語を添えてくれるはずです。

■SELVAGE WESTERN SHIRT
品番:MS004E
カラー: (055P)ウォバッシュ
サイズ:S.M.L.XL
価格:22,000円(税込)

■SELVAGE WORK SHIRT
品番:MS005E
カラー: (055P)ウォバッシュ
サイズ:S.M.L.XL
価格:22,000円(税込)


